宮崎日日新聞

宮崎市高千穂通り再整備 風格ある空間創出へ 初のデザイン検討会

 再整備が予定される宮崎市・高千穂通りの具体的なデザインを協議する第1回「高千穂通りデザイン検討会」は8日、県庁であった。歩道や自転車道、バス停、植栽などのデザインについて事務局案が提示され、県や宮崎市、学識経験者ら委員17人が、模型などを活用しながら意見を交わした。

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【写真】高千穂通りのデザインについて、模型を使いながら意見を交わす委員ら=8日午前、県庁

2024年05月09日 08時00分

バラ鮮やか、50種見頃 フローランテ宮崎

 宮崎市のフローランテ宮崎で、バラの花が見頃を迎えている。26日まで開催中の春のフローラル祭「ローズウイーク」の一環で、白や黄色の約50品種が鮮やかに咲き誇り、来園者の目を楽しませている。

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【写真】春のフローラル祭「ローズウイーク」が開かれているフローランテ宮崎で咲き誇るバラを楽しむ来園者=8日午後、宮崎市

2024年05月09日 08時00分

交通各社前年並み GW宮崎県内利用状況

 航空各社は8日までに、ゴールデンウイーク(GW)期間中(4月27日~5月6日)の利用状況をまとめた。新型コロナウイルスの5類移行後初のGWとなったが、宮崎―羽田線の搭乗率は大きく伸びず、前年並みか1割ほど減少した。

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2024年05月09日 08時00分

【SNS特報班】平時の備え重要性訴え 「防災」アンケート 読者の声

 宮崎日日新聞など九州4紙が「防災」をテーマに実施したアンケートでは、自然災害に伴う避難生活に対して不安の声が多数寄せられた。特に食料や水、電気などの確保やプライバシー、衛生面を懸念する人が目立ち、過去に避難所生活の経験をした人からは、平常時からの備えの重要性を説く声が上がった。一方、自らが住む地域全体の防災力を高めようと、具体的に動き始めている人もいた。

 記述形式で「避難生活で不安なこと」を尋ねると、門川町の団体職員女性(55)は「トイレや病気などの衛生、健康面を維持できるかが心配」と回答。西都市の会社員女性(38)は「持病持ちのため、薬の補充が心配」と不安な胸の内を明かすなど、持病や障害のある家族を連れての避難を心配する人も多かった。

 台風で小学校に避難したことがある宮崎市の主婦(53)は「周囲との仕切りもなく、寝ようにも眠れなかった」と吐露。「長期の避難生活を見越して食料や水を備蓄するきっかけになった。日頃から防災意識を高く保たなければならない」と訴えた。

 一方、同市の看護師、鳥居かおりさん(48)からは「住吉地域まちづくり推進委員会」の防災部会(矢野周一部会長)で、新たな取り組みを始めるとの報告も。「この地区での(過去の被災の)言い伝えなども調べて取り組んでみたい」と思いをつづった。

 地域の防災意識を高めようと、同部会は10月に防災フェスタを初開催する。熊本地震で1カ月間の避難生活を経験した矢野部会長は「被災時にはすぐに救援物資が届くとは限らない」と強調。「家族で集合場所を共有したり食料を備蓄したりする身近な備えはもちろん、地域全体で共助の意識を持ち続けることは不可欠だ」と語った。

 同アンケートの集計によると、自然災害に伴う避難生活の経験があると答えた人は、熊本地震などがあった熊本県在住者が59・7%と突出して高く、本県を含む他県は約1割だった。

【写真】地域での防災活動について話し合う、住吉地域まちづくり推進委員会防災部会の会員ら=宮崎市・住吉公民館

2024年05月09日 08時00分

【SNS特報班】宮崎県「津波」4割超 最も心配な自然災害アンケート

 元日に能登半島地震が発生し、自然災害への関心が再び高まる中、読者からの投稿に応える報道で連携する宮崎日日、西日本、熊本日日、南日本の九州4紙は、「防災」をテーマに合同アンケートを実施した。「最も心配な自然災害」について、日向灘に面する本県は、「津波」と答えた人が4割を超え、九州で最も高かった。「自宅が沿岸部に近く、津波浸水区域に入っている」「いつ起きるか分からない」などの理由が目立った。

 心配な自然災害を複数回答で尋ねたところ、全体では地震(89・1%)と回答した人が最も多く、台風(50・1%)、豪雨(42・3%)、津波(19・2%)と続いた。本県は地震(91・2%)、台風(53・8%)の次に、津波(42・9%)が多かった。太平洋に面する鹿児島、大分県でも3割弱の人が津波を選択した。

 南海トラフ巨大地震などに伴う津波への警戒心が背景にあるとみられ、宮崎市の会社員男性(46)は「自宅が津波浸水区域になっているから」、同市の無職男性(76)は「今日、明日かもと身構える日々はつらい」と回答した。

 「既に行っている備え」には、本県の5割以上の人が飲料水などを準備していると回答。ただ、大半の人は自然災害に伴う避難経験がなく「避難生活への不安」を尋ねた記述欄には、トイレや集団生活を懸念する声が多数寄せられた。

 一方、「『自然災害伝承碑』や先人の言い伝えなどを活用した防災教育はあるか」との設問に、本県で「はい」と答えた人は9・9%(全体8・4%)にとどまった。地域伝承の積極的な活用が課題として浮かび上がった。

 アンケートは宮崎日日新聞の「SNS特報班」をはじめとする4紙の通信アプリLINE(ライン)登録者などが対象。3月8~15日に行い、宮崎、福岡、熊本、鹿児島県を中心に九州7県などから1059人が回答。うち本県在住者は91人だった。
2024年05月09日 08時00分

多様な性尊重へ 宮崎市の橘橋でパレード毎月実施 レインボービュー宮崎

 活動の輪を広げようと、性的少数者(LGBTなど)やその支援者らでつくる交流団体「レインボービュー宮崎」(山田健二代表)は、宮崎市の橘橋を往復する「宮崎レインボーパレード」を本年度から毎月行う。今月は11日に実施する。

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2024年05月09日 07時59分

コロナ5類移行1年 宮崎県感染症対策 新計画運用 最大449病床確保目指す

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、8日で1年を迎えた。移行後も県として続けてきた高齢者施設などを往診する医療機関への補助、コロナ専用の相談窓口設置といった段階的措置は2023年度末までに終了。4月からは、これまでのコロナ対応の経験を踏まえて大幅に改定した「県感染症予防計画」の運用が始まり、本県の感染症対策は次の段階へ入っている。

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2024年05月08日 08時00分

アカウミガメ産卵 延岡・長浜海岸で今季初確認

 県指定天然記念物・アカウミガメの産卵が延岡市の長浜海岸で確認された。市教委によると県内では今季初とみられる。県から調査を委託されている延岡市野生動物研究会(河野正会長、5人)が2日に上陸を確認し、4日に産卵場所を特定した。昨年より26日早く、記録が残る1997年以降で最も早い。

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【写真】アカウミガメの卵の大きさを確認する延岡市野生動物研究会の河野正会長=7日午後、延岡市・長浜海岸

2024年05月08日 08時00分

初入札 最高値2万5千円 高千穂釜いり茶

 高千穂釜いり茶の初入札会(JA宮崎経済連主催)は7日、宮崎市富吉のJA宮崎経済連茶流通センターであった。インバウンド(訪日客)回復による需要増加への期待などから、最高値は昨年度より2千円高い2万5千円(1キロ当たり)で、2013年度以降では最も高かった。

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【写真】高千穂釜いり茶の初入札会で、茶葉の香りなどを確かめる茶商たち=7日午前、宮崎市・JA宮崎経済連茶流通センター

2024年05月08日 08時00分

宿泊税導入へ論点整理 宮崎市検討委が初会合

 宮崎市は7日、ホテルや旅館の宿泊料金に上乗せして徴収する「宿泊税」に関する検討委員会(会長・丹生晃隆宮崎大教授、5人)の初会合を市役所で開いた。今後の議論に向けた論点を整理したほか、「宿泊税の導入に向けて検討していく」という方向性を改めて確認した。

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2024年05月08日 08時00分

ムラサキスポーツ、宮崎青島店を7月開業 国内最大規模 サーフボード750本

 宮崎市の「こどものくに」で再構築プロジェクトを進める宮崎交通(同市、高橋光治社長)は7日、ANAホリデイ・インリゾート宮崎に隣接するカーニバルホール跡に、スポーツ用品などを販売する「ムラサキスポーツ」(東京、金山洋一社長)が「宮崎青島店」を7月13日にオープンすると明らかにした。宮崎日日新聞の取材に応じた。同スポーツの売り場面積では国内最大規模となり、サーフボードなどを中心に約1万点の商品が並ぶ。両社は「青島を、千葉県の一宮、神奈川県の鵠沼と並ぶサーフィンの日本三大聖地にしたい」と話している。

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【写真】ムラサキスポーツ宮崎青島店が出店するカーニバルホール跡(手前)=7日午後

2024年05月08日 07時59分

都城市返礼品 産地偽装訴訟 熊本の業者争う姿勢 宮崎地裁弁論

 熊本県の食肉加工販売業者「ヒムカ食品」が都城市のふるさと納税返礼品で外国産鶏肉を本県産と偽装し、市が同社に委託料相当額返還など約1億3500万円の支払いを求めた訴訟の第1回弁論は7日、宮崎地裁(後藤誠裁判官)であった。同社側は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。

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2024年05月08日 07時58分

GW中の宮崎県内JR利用 「全体的に好調」 JR九州

 JR九州は、ゴールデンウイーク期間中(4月26日~5月6日)の特急列車などの利用状況をまとめた。県内の日豊線南延岡―宮崎間は雨の影響もあり、前年同期比13・3%減の約2万200人。宮崎―都城間は1・7%増の約1万2200人で前年並みだった。

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2024年05月08日 07時58分

宮崎県内受章者たたえる 春の叙勲など知事伝達式 県庁

 春の叙勲・褒章・危険業務従事者叙勲の知事伝達式は7日、県庁講堂であった=写真。地方自治や消防など、各分野で功績があった県内受章者87人のうち18人が出席した。

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2024年05月08日 07時58分

宮崎県内児相、子ども一時保護長期化 児童養護施設へ委託も増

 虐待や養育困難などを理由に、親から子どもを引き離す一時保護が県内で長引いている。1人当たりの平均期間は最新2022年度、児童相談所(児相)の一時保護所で24・9日に上り、過去10年で最長となった。一方、増大する虐待対応に一時保護所も業務が逼迫(ひっぱく)し、代わりに児童養護施設に保護を委託するケースが増加、期間も長期化する傾向だ。子どもの養育環境を整えようと、一時保護専用スペースの設置へ検討する児童養護施設も出ている。

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2024年05月07日 08時00分